TKTX麻酔クリームの成分にはどんなものが含まれているか知っていますか?
実は病院などの医療機関で手術に使用されるような局所麻酔成分がTKTXクリームには配合されてます。
そんなすごい麻酔成分が入ってたんですね。
タトゥーを入れる際の痛みがなくなるのも納得です。
今回はTKTXクリームに含まれる麻酔成分がどんなものなのか、その成分に副作用はないのか、などについて詳しくまとめてみました。
この記事を見ることでTKTXクリームがなぜ痛みを減らせるのかを理解できて、安心してTKTXクリームを使えるようになります。
TKTX麻酔クリームを長期にわたり愛用し、TKTXシリーズは全て体験済み。新シリーズが出るとすぐに使用して効果効能を把握する徹底ぶりは業界でも評判が高い。TKTXクリームの正しい使用方法を普及させ、痛くないタトゥーのトレンドを作った一人でもある。
目次
TKTXに含まれる麻酔成分はリドカイン
刺青やタトゥーを入れる際に痛みがネックとなる方は多くいると思います。
麻酔クリームの「TKTX」はこうした悩みを解決するために作り出された商品です。
タトゥーを入れる際に特殊な針を体に刺しながら色を入れていくので、刺す痛みとヒリヒリとした擦り傷のような痛みが出てきます。
こうした針を入れる際の痛みを大幅に軽減、緩和することができるTKTXクリームですがその成分は何なのか?
それは主に「リドカイン」と呼ばれる局所麻酔成分が含まれています。
リドカインは古くからある麻酔成分
TKTXクリームは主にリドカイン、プロピトカインなどの局所麻酔成分が配合されています。
これらの成分を配合・調整して作られたのが皮膚表面麻酔クリーム「TKTX」です。
主成分となっているリドカインは、世界で最も広く使用されている局所麻酔薬で、その利用の歴史も長く古くは1943年にスウェーデンの科学者によって発見され、1948年にはすでに販売が開始されています。
実に80年近い歴史と実績があります。
実は身近にもあるリドカイン麻酔薬
麻酔薬というと縁遠いような気がしますが、リドカインは病院での手術時にも使用されている局所麻酔薬の成分です。
手術時に使われるというと大げさなイメージもありますが、実は市販製品のかゆみ止めや鼻炎薬にも少量のリドカインが含まれています。
身近な代表的例としては、「ウナコーワ」や「ベンザ鼻炎スプレー」で、夏の虫刺されや花粉の時期にお世話になったことがある方もいらっしゃると思います。
麻酔成分による鎮静作用で、あの辛いかゆみを抑えていたのです。
※成分濃度が低いこうした商品は国内でも販売されています。
麻酔クリームの副作用とその症状
リドカインは医療現場でも使われており、物によっては一般でも販売されている麻酔成分ですが、その濃度が濃くなってくると心配となってくるのが「副作用」です。
まず第一に、医薬品にはどのようなものでも副作用はあります。
副作用とは本来の主作用(目的とした効果)以外に出てしまうもので、例えるなら風邪薬を飲んだ時に眠気が出る方がいらっしゃると思いますが、それと同じようなことと捉えていただけると分かりやすいと思います。
TKTX麻酔クリームで起きる主な副作用とは、塗った場所が赤くなったり、発疹が起こるといったものです。
ただしこれは、あくまでもごくまれにおきるもので、起きたとしてもそのほとんどは軽度で一時的で、時間経過で治るものがほとんどです。
アレルギー(アナフィラキシーショック)に注意
どの薬でも人によっては効きすぎるといった場合があります。
そうした方は使用する量の調整をすることで回避できますが、一番気を付けるべきはアレルギー(アナフィラキシーショック)がないかを知ることです。
薬に対して副作用が出やすい方は、薬のアレルギー(アナフィラキシーショック)を持っている可能性があります。
アナフィラキシーの名称はよく蜂に刺された際のニュースなどでも聞くことがあると思います。
一言にアレルギーと言ってもその症状も様々ですが、身体に関わることなので事前にチェックをしておくことは重要です。
こうした心配をなくすには、事前に「パッチテスト」と呼ばれるテストをすることをおすすめします。
パッチテストの方法
パッチテストの方法は簡単で、クリームをほんの少量皮膚に塗ってみて、その反応を見るだけです。
パッチテストで何も問題がなければ、副作用が出る心配もぐんと減りますので、心配な方はぜひ試してみてください。
ちなみにこのパッチテストは、小さいころに皮膚にアルコールを塗って赤くなるか(お酒に強いか)を調べた方も多いと思います。
身近な化粧品から、医薬品、食品までアレルギーがないかを簡単にテストできる方法になります。
TKTXの副作用は濃度が高いほど出やすい
また、副作用は使用するクリームの成分濃度が濃いほど、比例して出る可能性はあがります。
そのため最初は軽度のもの、そして自分が入れるタトゥーの大きさに合った物を選ぶのがおすすめとなります。
ただ、痛みの兼ね合いなどもあるため、参考までにTKTX使用者の感想として一番人気があるのは濃度55%のクリームです。
その名の通り、麻酔成分が55%も含まれているため、効き目も確かなもので、多くの人が選択をしている商品で信頼度も高いです。
もし、自分が入れようとしているタトゥーに最適なTKTXクリームが分からなければ、ショップに問い合わせするのも良いですし、担当の彫師さんに相談してからご購入されるのが安心です。
また麻酔が効きづらいといった場合は次の記事も参考にしてください。
⇒ TKTXで麻酔が効かない3つの原因と対処法
まとめ
TKTX麻酔クリームに含まれる麻酔成分とその副作用について今回はお伝えしました。
麻酔成分は古くから利用されている信頼できる成分「リドカイン」で、身近な医薬品にも利用されているものです。
どのようなものにも副作用が出る可能性はゼロではないですが、長年利用されてきている成分でもあり、その心配は小さいものです。
事前のチェック方法もあるため、過度に心配しすぎることなく正しい使い方をすればその不安もなくなります。
TKTX麻酔クリームはタトゥー(刺青)以外にも脱毛やピアスなどの際にも利用されていて、応用範囲も広いため世界でも愛されている商品です。
正しい使い方と選択をすることで、デメリットを小さくして、大きなメリットを享受できますので、うまく活用してください。