タトゥーを彫る際には痛みとの向き合い方が欠かせません。
痛みの度合いは彫る場所によって異なり、個人の耐痛性にも影響されます。
本記事では、タトゥーを彫る際にどの場所の痛みが強いのか?といった疑問について痛みレベルを分けて紹介していきます。
また、痛みを和らげるためのポイントや対策についても解説します。
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目次
タトゥーの痛みの原因は皮膚への刺激(傷口)
タトゥーの痛みの原因は主に皮膚への刺激からくるものです。
これは彫師が針を使ってインクを皮膚に刺す際に刺激や振動が生じることからおきます。
この刺激や振動とはつまり、皮膚に傷口ができることによって痛みを感じています。
タトゥーのデザインやサイズ、彫る深さなどによっても痛みの度合いや感じ方は変わることがありますが、皮膚への刺激が痛みの主な原因であるため、タトゥーを彫る際には痛みを覚悟する必要があります。
痛みの少ないタトゥーの彫り方と痛み別のポイント
痛みを少なくするためには、適切な部位の選択や彫り方のポイントが重要となります。
一般的に、筋肉の多い部位や脂肪の厚い場所は痛みを和らげる効果があるとされており、これは筋肉や脂肪が針の刺激をクッションとして働き、痛みを緩和するためです。
例えば、上腕部や太ももの外側、お尻の上部などが比較的痛みを感じにくい部位とされています。
また、タトゥーのデザインやサイズによっても痛みの感じ方が異なりますが、これは例えば細かいデザインや緻密な線の入った部分は針の刺激が集中するため痛みを感じやすい傾向があります。
痛みが苦手な方や初心者の場合は、シンプルなデザインを選ぶことをおすすめします。
これによって、針の刺激が広く分散し、痛みを軽減することができます。
痛みに敏感な人必見!痛くない部位について
痛みに敏感な方にとって、タトゥーを彫る場所の選択は悩みの種です。
しかし、痛くない部位を選ぶことで、より快適にタトゥーを楽しむことができます。
一般的に、上腕部の外側、太ももの外側、お尻の上部など筋肉や脂肪の厚い部位は針の刺激が和らぎ、痛みを軽減する効果があるため痛みが少ないとされています。
また、脂肪や筋肉の多い部位では、針の振動が広がり、刺激が分散するため痛みを感じにくくなる傾向があります。
タトゥーの痛みの強さは個人差がありますが、一般的には次のようにレベル分けができます。
※一般的な傾向であり、個人の感じ方や耐痛性によって異なる場合があります。
レベル1: 比較的痛みが少ない部位
・太ももの外側
・上腕部の筋肉の多い部分
・脂肪の厚い部位(お尻の上部など)
レベル2: 中程度の痛みを感じる部位
・ふくらはぎ
・外側の腕(上腕部の内側よりも感じやすいことがある)
・肩甲骨周辺
レベル3: 比較的痛みが強い部位
・胸の上部
・肩
・脇の下
レベル4: 非常に痛みが強い部位
・肋骨
・背中の脊柱部分
・手の甲
・足首
ただし、これらは個人の感じ方や痛みの耐性には差があり、タトゥーのデザインやサイズによっても痛みの感じ方が異なることを忘れないでください。
どの部位でタトゥーを彫るかを決める際には、自身の耐痛性や覚悟を考慮し自身の体験や専門家である彫師との相談を通じて、彫りたいパーツに最適な部位を選ぶことが大切です。
強い痛みに耐える方法と対策、麻酔クリームの活用
まず、心の準備をすることが重要です。
これは当然と思われるかもしれませんが、自分がどの程度の痛みを覚悟できるのかを冷静に考え、彫りたいパーツへの覚悟を改めて固めるといったことは大切です。
また、痛みに対するポジティブなマインドセットを持つことも助けになるため、事前のイメージを持っておくだけでもかなり違いが生じます。
次に経験豊富な彫師とのコミュニケーションも重要です。
彼らは痛みの強い部位について深い知識を持っていて、痛みを和らげるためのテクニックやアドバイスを提供してくれます。
彫師との信頼関係を築き、彼らのアドバイスを積極的に受け入れましょう。
次にその日の体調管理
体調が悪い時は痛みに敏感になったりすることがあるため、日々の体調管理は重要です。
またお酒は飲まないといったことも重要です。
アルコールは痛みを強くしたり、傷の治りを遅くすることがあるため、施術の前後は避けましょう。
痛みを軽減するために麻酔クリームの使用も検討できます。
これが一番効果を得られるものですが、麻酔クリームは一時的に皮膚を麻痺させる効果があり、痛みを軽減することができます。
ただし、麻酔クリームの使用にはリスクや副作用が存在するため、彫師や医療専門家に相談し、正しい方法で麻酔クリームを活用しましょう。
痛みを消すより詳しい方法に関してはこちら「タトゥーの痛みはいつまで?痛みを消す方法」の記事でも紹介をしています。
【まとめ】
今回はタトゥーを彫る際の痛みの強い場所について、痛みの原因や痛みを軽減するポイントについて紹介しました。
皮膚への刺激による痛み、痛みの少ない部位の選択、痛みに敏感な人へのアドバイス、強い痛みに耐えるための方法、麻酔クリームの活用など、痛みと向き合うためには様々な要素があります。
タトゥーを彫る際には自身の耐痛性の把握はもちろん、彫師とのコミュニケーション(相談)は必ず行っておきましょう。
タトゥーはどうしても痛みが生じるものですが、痛みと向き合うことで素晴らしいタトゥーを手に入れることができます。
痛みを乗り越えることで得られる満足感や自己表現の喜びは、あなたの一生の財産となります。