公開日: 2025年9月15日

TKTX麻酔濃度で見る持続時間と適した部位

タトゥーや刺青等の施術を行う際に、痛み対策として知られる表面麻酔クリーム。

その中でもTKTXは麻酔濃度のバリエーションが豊富で、20%程度の低濃度から、55%等の中濃度、最高値の高濃度100%まで幅広く流通しています。

今回は、濃度ごとの効果開始の目安と持続時間、相性の良い部位、低濃度の使いどころまでをまとめました。

TKTXと濃度別の要点

基本的には濃度が上がるほど効き始めが早まりやすく、持続も長めになりやすいです。

しかし、その一方で刺激やしびれ等、アレルギー症状(または副作用)が強く出るリスクも上がります。

 
使用する際に部位差が大きく、骨ばった場所で皮膚が薄い場所はとくに痛みが出やすく、下準備は丁寧にする必要があります。

なお、使用の際にどこでも高い濃度を利用すればいいというわけではなく、場所に適した濃度を選択しましょう。

 

TKTX濃度別の効果開始と持続の目安

濃度別にある程度の目安はありますが、体質、塗布量、被覆の仕方、室温、部位、体調など、様々な要因が影響して変わることがあります。

そのため、以下はあくまで一般的な目安です。

・低濃度:20%(初心者等)

 ∟効き始め:30〜50分
 ∟持続時間:60〜120分

肩や上腕の外側、太ももなど皮膚が厚めで痛みが穏やかな部位への利用が多いです。

小さめの図案や初回の試し塗り、アートメイクなどに適しています。

 

・中濃度①:38~40%(大き目の図柄にも)

 ∟効き始め:25〜45分
 ∟持続時間:60〜180分

前腕外側、ふくらはぎ、背中の肉厚部位など中程度の痛みの箇所に適しています。

 

・中濃度②:55%~65%(バランス型の定番帯)

 ∟効き始め:25〜45分
 ∟持続時間:90〜180分

肩、上腕、前腕、太ももなど多くの部位で扱いやすいです。

55%はとくに初めての本番にも選ばれやすく、40%より強めで、65%よりは刺激がマイルドという狙いで使う人が多く、こうした点から一番利用がしやすい濃度です。

 

・高濃度:72%~80%(強い痛み、しっかり効かせたい)

 ∟効き始め:20〜35分
 ∟持続時間:120〜240分

向き 肋骨回り、足首、手首、鎖骨付近など痛みが出やすい部位や、長時間の広範囲を一気に進める計画時の使用が適しています。

注意
刺激の強さと管理の難しさが増すため、塗布量と時間の管理が重要。
肌の弱い人やアレルギー体質の人は、赤みやしびれが出やすくなるため、塗りすぎと過度な密封に注意。

 

・最高濃度:100%(効果最大:特に要注意)

 ∟効き始め:15〜30分
 ∟持続時間:180〜240分

強い痛みを伴う場所で、どうしても強い効きが必要な場合に利用されます。

注意
濃度が高くなるため、刺激やリスクが最も高く、事前のパッチテストと放置し過ぎの回避は必須です。

なお、初めての利用の場合にいきなり最大濃度は危険なので、弱い濃度でまずは試してみましょう。

 
また、いずれにも言えますが、彫師(または施術者)と合意の上で利用してください。
※彫り進め方や肌への色の出方などで断られる場合もあります。

 

濃度と部位別の相性と選び分け

・低濃度でも相性がよい部位

肩、上腕外側、前腕外側、太もも、ふくらはぎ、背中の厚みがある部分。
**20〜40%や55%**でも安定しやすい。

・高濃度、痛みが強く出やすい部位

肋骨回り、二の腕の内側、手首や足首、肘や膝まわり、鎖骨付近。65%以上や放置時間長めの段取りを検討。

・避けたい部位

目の周囲、唇、鼻孔、耳の中、粘膜、傷や炎症のある皮膚などは避けた方が良いとされています。

必要があれる場合は専門家や医療機関で相談しましょう。

 

うまく効かせる塗り方と流れ

・パッチテスト
24時間前までに小範囲で反応確認

・洗浄と乾燥
油分と水分をしっかり落とす。
※洗いすぎで傷を作ったりしないよう注意

・適量を均一に塗る
厚さ約1〜2mmを目安にムラなく塗る

・被覆
食品用ラップで軽く密封する。
※ただし長時間の過密封は避ける

・時間管理
濃度に応じて20〜90分を基本に。
※成分を吸収し過ぎる恐れがあるので90分以上は慎重に検討

・拭き取り
使用後はしっかりとクリームを拭きとってください。
※ガーゼやティッシュ等

 

事前に安心、安全チェックリスト

✅既往症やアレルギーがある人は事前に医師へ相談

✅初めての利用は事前にパッチテストを行う

✅妊娠・授乳中は自己判断での使用を避ける

✅広範囲の同時多量塗布は避ける。体調不良時も無理をしない

✅飲酒は出血や腫れを強めることがあるため前日は控える

✅異変が出たら即拭き取って洗い流す。必要なら医療機関へ

✅スタジオの方針最優先。彫師がインクの入りや治りを理由に麻酔クリームを制限することもある

 

麻酔濃度:よくある質問について

Q1 効果が出るまでどのくらい
A 約30分が基本の目安ですが、高い濃度は早く効き目が出たり、体質で効きにくい人もいるため、様子を見ながら微調整しましょう。

Q2 どのくらい持続する
A 低濃度では約60〜120分、中濃度では90〜180分、高濃度では120〜240分が目安。

Q3 途中で塗り直せるか
A 衛生面と安全面の管理が難しく、基本は事前準備で完結させるべきで、途中の塗り直しは推奨されていません。

Q4 ラップでの被覆は必須か
A 効果の安定に役立つため推奨されています。医療の資料でも密封塗布が基本として示されていますが、長時間放置は避けましょう。

Q5 顔や粘膜に使えるか
A 目の周囲や粘膜は刺激が強くトラブルになりやすいため避けてください。
自己判断での使用は避け、必要なら医療機関で相談。

Q6 使うと治りが遅くなる?
A 塗りすぎや放置し過ぎで赤みや乾燥が出ることはあるものの、適量と時間管理、施術後の保護と保湿を丁寧にすることである程度対応できます。

 

まとめ

TKTXは20〜100%まで幅広い濃度が流通しており、20〜40%の薄い濃度は初回の見極めや小さめの図案に便利です。

55%はバランスがよく、65%は痛みやすい部位にも有効です。

それ以上の高濃度は、副作用なども出る可能性が高まってくるため、事前確認は必須です。

 
被覆と時間管理が効きの要となりますが、長時間の過密封は避けましょう。

使用に関しては彫師との事前共有をしておき、トラブルを未然に防いでください。

本文は一般的な目安であり個人差も出る部分なので、自分に合った使い方を習得していきましょう。

 

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