TKTX麻酔クリームは種類の多さや抜群の効果で、今では人気ブランドになっていますが時々、使った人のなかにはTKTXクリームが効かなかったと言う人もいます。
ひょっとしたらあなたの周りにもTKTXクリームが効かなかったと言っている人もいるのではないでしょうか。
TKTX麻酔クリームが効かないというのは、TKTXに配合されてる麻酔成分がそもそも効かないのか、それともTKTXクリームの使い方が間違っているので効かなかったのか、またはそれ以外の原因なのか?といった3つに分かれます。。
配合されている麻酔成分に関しては、医療機関の手術でも使われるような局所麻酔成分なので効き目がないという可能性は低そうです。
ではなぜそのような現象がおきるのか?
実はTKTXクリームが効かないと言うほとんどの方がTKTXの使い方を間違っていたりします。
今回はTKTXクリームが効かないと言われる理由とその対策について解説していきます。
TKTXクリームが本当に効くかどうか不安な方は最後までご覧ください。
TKTX麻酔クリームを長期にわたり愛用し、TKTXシリーズは全て体験済み。新シリーズが出るとすぐに使用して効果効能を把握する徹底ぶりは業界でも評判が高い。TKTXクリームの正しい使用方法を普及させ、痛くないタトゥーのトレンドを作った一人でもある。
目次
麻酔クリームが効かない3つのパターン
麻酔クリームを塗っても痛みが出てしまう原因として、大きく分けて3つのパターン(要因)が考えられます。
その内容としては次の3つです。
・正しい使い方ができていない
・麻酔効果には個人差があり、また酒や薬、その日の体調で効果が変わる
・劣化しているものを利用している
では、この状況に陥った際にどのような対応をすればよいのか?
この3つの詳しい内容とその対処方法についてお伝えしていきます。
①麻酔クリームの正しい使い方
麻酔クリームを塗っても痛みが出てしまう原因の1つ目、正しい使い方をできていないために麻酔の効果が半減してしまう、といったパターンです。
麻酔クリームの効果を最大限に得るためには、ただ適当に塗るだけではなく、いくつかの手順があり、順番に沿ってクリームを塗らないと麻酔の力を十分に発揮することができません。
この解決方法は単純で、指定された使用方法を守るだけで十分な効果を得ることができます。
麻酔クリームの正しい使い方に関しては下記の記事を参考にしてください。
②麻酔効果には個人差がある
2つ目は麻酔クリームの効き目には個人差があるということです。
これは薬全般に言えることですが、同じ薬を同じ量飲んだとしても、誰もが同じ効き目(効果)を得られるというわけではありません。
人によっては十分な効果が出ない方もいますし、その反対に少量でも効き過ぎてしまうといった方や、中にはアレルギーや副作用が出てしまう方もいます。
また、痛みに対する耐性についても差があり、女性は男性よりも痛みに強いということを聞いたことがあるのではないでしょうか?
もちろんこれも個人差があって、痛みへの耐性が少ない人は、麻酔が効いていても人より痛みを感じやすい(痛みに敏感な)方もいます。
この対処方法としては、自分に合った麻酔クリームを選択することです。
TKTX麻酔クリームはシリーズ化されており、その種類も豊富で自分に合ったクリームを選択することができます。
効きが弱いと感じたら麻酔効果が高い商品を、効きすぎる(副作用やアレルギーが出るなど)と思ったら麻酔成分が少なめの商品を選ぶことで適切な効果を得られます。
また、「酒や薬、その日の体調で効果が変わる」といったこともあります。
これは前述の個人差と同じような部分もありますが、例えばお酒や薬を飲んでいると、麻酔の効果が薄れてしまう場合や感覚が敏感になってしまい、麻酔が効いていてもそれ以上に痛みなどの刺激を感じてしまうことがあります。
特にお酒に関しては、タトゥーを彫る際にも前日・当日ともにNGとなっている行為で、これは血行が良くなることで多く出血してしまったりするためです。
薬の場合はどうしても飲まなければいけない、といったこともあると思いますので、そのような場合は事前に彫師さん(または医師)に相談するようにしてください。
麻酔クリームの効果を十分に発揮させるためには、施術前後の飲酒や余分な薬の摂取を控えること、また体調を崩していると痛みに敏感になってしまうこともあるため、体調が悪い日は相談して延期するなどしてください。
③劣化している製品の利用
3つ目は劣化している製品の利用です。
麻酔クリームの場合はできれば使い切りが推奨されますが、ふたを閉めておくことで一定期間保存することが可能です。
ただ、この際に中に空気が入ってしまっていてそのまま放置していると、クリームの色が変わって(例えば茶色)いることがあります。
こうした場合には、麻酔クリームの効果が十全に得られないことがあります。
また変色に関しては、気温差や衝撃、空気の混入等、様々な要因で変化が出ることがありますが、通常の色と異なっていれば使用はやめておくのが無難です。
できるだけ冷暗所で保管して、一度空けたら期限にかかわらず早めに使いきりましょう。
TKTXクリームは濃度55%が人気No.1
麻酔クリームは人によって効き目が違うといったことは認識したと思います。
しかし、実際に細かに自分に合ったものを探していくというのは大変な作業です。
そのため悩んだら、麻酔濃度55%を選択の1つとして参考にしてみるのはいかがでしょうか。
なぜなら、この悩みを解決する方法はシンプルに他の方の意見を参考にすることが一番だからです。
TKTXシリーズの中で一番人気となっているのは麻酔濃度55%の商品で、これまでに利用した多くの人が最終的にたどりついた答えが55%でした。
この理由としては、麻酔濃度が55%と高めであることから、どの部位であってもある程度の効果が見込めるとされるためです。
痛みが強い部分だと、弱い濃度の場合は軽減しきれない場合もありますが、たいていの場所であればTKTX55%Plusで十分にカバーできるとされています。
※ただし、顔などの皮膚の薄い場所など高濃度が逆に危険な場合もあるので施術師さんなどに相談、確認をとってください。
麻酔クリーム1本で適切な範囲の目安ははがきサイズ
TKTX麻酔クリームは自分が入れたいタトゥーの大きさによって必要な量も変わります。
TKTX麻酔クリームの1本は10gの内容量となっていて、塗る量が足りないと一部分だけ効果が出ない、といったようなこともあります。
TKTX1本(10g)で適切な効果が出る範囲は、10cm×10㎝が目安となっています。
麻酔クリームを使用する場合、刺青やタトゥーを入れる最低でも30分前には塗っておく必要があります。
塗るのも薄く延ばして塗ればよいというわけではなく、皮膚が見えないくらいにクリームを塗って、ラップなどでクリームが乾かないようにしてしばらく放置する時間が必要です。
また、効き目が現れてから時間が経過するほどに効果が落ちるので、塗るタイミング、移動する時間など、しっかりとタイムスケジュールを組んでおいてください。
麻酔クリームを塗っても痛みが強い部分
麻酔クリームは痛みを軽減・緩和させるものでありますが、完全に痛みをとるものではないため、多少の痛みは生じてしまいますし、強い痛みは抑えきれないものもあります。
しかし、その痛みの程度は麻酔クリーム使用の有無で大きく変わります。
我慢できない激しい痛みがちょっと痛いな程度に軽減してくれるため、痛みに弱い方にとってなくてはならないアイテムです。
とくに痛みを感じる部位としては、骨に近い部分や皮膚が薄くなっている部分が痛みの強くなる場合が多くなります。
例えば、関節、頭部、顔、指や太ももやお腹などで、この部位は骨に近いため、針の振動が骨に響く感覚を感じる方もいます。
基本的には普段あまり触れないような場所(怪我などもしない場所)で、皮膚が薄くなっているようなデリケートな場所がより強い痛みを伴うとされています。
また、タトゥーを入れるうえでは次の内容も要チェックです。
⇒ タトゥー(刺青)が薄くなる原因と対処法
まとめ
今回はTKTX麻酔クリームが効かない原因とその対策についてお伝えしました。
麻酔クリームの効果を十全に得るためには、適切な量を正しい方法で塗って利用するといったことが重要です。
また、自分の体質に合った濃度の商品を選択することで、痛みをより軽減させることも可能です。
使用する際には体調を整えて健康な状態で利用すること、事前の飲酒は避け、薬なども必要がなければ服用せず、どうしても飲む必要がある場合は医師や彫り師さんに相談するようにしてください。
無理に痛みを我慢せずタトゥーを気軽に楽しむために、TKTX麻酔クリームを正しく活用してください。